ドンキホーテの社長になった大原孝治

今やその名を知らない人はいないのではないかと思われるほどの人気を誇るドンキホーテはコンビニエンス+ディスカウント+アミューズメントの三位一体をコンセプトとする総合ディスカウントストアです。この組織を率いる大原孝治氏はドンキホーテの社長を2015年から務めています。
大原孝治氏がドンキホーテの社長に就任してからの大きなニュースといえばユニーとの業務提携が話題となりました。

ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のGMSであるユニーへ40%の出資をし、低迷している業績をドンキホーテの経営戦略をもって甦らせようというものです。かつては、同じように経営不振に陥ってしまった長崎屋を買収した経験がある大原孝治氏は次のように語っています。「GMSが誕生した当時は30代のニューファミリーが主な顧客でした。しかし目の前のお客様に対応しているうちに顧客年齢がどんどん高くなっていった。企業が若さを維持するには新陳代謝が不可欠なのに、それができていなかった」このような発想ができるのは入社してからコーナー担当に配属され顧客最優先主義を実践し数々の業績を上げた経験があるからです。ドンキホーテの売りともいえる圧縮陳列や深夜営業、手書きポップなども駆使し、今後どのように発展させていくのかに注目です。

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